市場には素晴らしい投資先が溢れています。国内 及び 外国株式、債券、ワラント、ETF、ETN、REIT、投資信託まで幅広く取り扱って磐石なポートフォリオを作りたいですね。
損切り貧乏という言葉、ご存知でしょう。 もう少しすれば戻るかもしれないが、リスク管理だの何だの理由を付けて損切りしている人が多いのではないでしょうか? 損切りするのが最終的に利益を最大化させると言いますが、実は違います。 損切りというのはできるならない方がいいもの、損切りをするからには明確な理由が必要です。 損切りしない事によるリスク 1.大暴落による痛手 2.保有銘柄の株価が下がると傷が広がる 3.資金の固定化、塩漬け 4.株式保有中の倒産リスクなど これが損切りをしないことによるデメリットです。 この4点ですが、簡単に解決することが出来ます。
簡単に言うと、資金管理、ファンダメンタル、累積投資、分散投資の4つです。 1.大暴落による痛手 大暴落が起きたとき、余裕資金を十分に持っていれば逆に買い叩きのチャンス到来です。 2.保有銘柄の株価が下がると傷が広がる 会社の財務諸表と過去のチャートから適正株価を割り出せば、下がったとしても限定的。 3.資金の固定化、塩漬け 本来、投資は長期保有で持ち続けるのが基本、気にする必要はありません。 4.株式保有中の倒産リスクなど 財務分析と分散投資をしていれば、このような事になることはまずなく、被害も限定的。 ね、簡単でしょう。
損切りというのは負けを認めることです。 これは、長期で多く負けようが、上手く立ち回って被害額を最小限に抑えようが同じこと。 最悪の愚行ってやつですね。 非常に腹立たしいことですが、この損切りを行わなければいけない時があります。 だいたい上記で挙げた例の逆パターンです。 1.大暴落による痛手 短期急騰株 や 仕手銘柄に投機している場合のほか、信用取引で長期保有できないほどの金額を運用している場合、 要するに自分のキャパシティを超えている状況ですね。 2.保有銘柄の株価が下がると傷が広がる 財務諸表の裏づけがあれば安心ですが、絶対ではありません。 ライブドアのような粉飾決算のほか、オイルショックによる影響など、 下方修正というのはいつでても不思議ではありません。 3.資金の固定化、塩漬け 累積投資、財務分析、分散投資を行っていればそこまで気にする必要もないのですが、 損切りしないことにより、だんだんと預け金が減り、保有株式が増加していきます。 現金 と 株式の保有率が崩れていくのは、好ましいことではありません。 4.株式保有中の倒産リスクなど 複数の銘柄を保有しているとこういうマイナスが発生してもおかしくないですが、 株式分割 や 公開買い付け、仕手筋などによる急騰要因に当たることが多く、倒産リスクを遥かに上回ります。 損切りする際の注意点 株価が下がったからといって損切りをしないことが肝要。 株価の買い付けと同じように、損切りをするからには、それなりの理由が必要となります。 1.信用取引や現物全力 駄目だと思ったらすぐに損切りしてください。 ファンダメンタル、損切りがどうだのというレベルの話ではありません。 私も信用取引に限っては、ファンダメンタルによる裏づけがあっても持ち越しはしません。 損が出ようが何だろうがその日の内に手仕舞いします。 理由は単純、容量オーバー、限界を超えたギャンブルの上、金利が付くためです。 デイトレード目的でも、小額、現物、財務の裏づけがあるなら持ち越しです。 2.業績が悪化しているか否か 業績がいいのに株価が下落するというのは、買い時とも言えます。 下落した要因が仕手筋、信用残、経済情勢など何が原因かよく考えてみて下さい。 ナンピン自体は悪くないですが、 ・短期のナンピンは取得単価を下げる効果が薄い。 ・やりすぎると資金が1銘柄に集中してしまう こういった問題がありますので、決算短針が出たら一定額を買い増すなどといった形を取るのが無難です。 3.高値掴みをしてしまった時 上方要因があると必要以上に株価が上昇します。 日経平均が大幅上昇、市場全体が会社の価値を見誤っている状態です。 分散投資 や 累積投資で軽減は出来ますが、被害がまったくない訳ではありません。 4.スカイマークのような倒産 や 100%減資 出庫扱いだと確定申告でめんどうなので、売却してください。 5.損切りはリスク管理になりません 短期、長期、利益確定、損切り以前の話、投資としてなら株は持ち続けるのが基本となります。 リスク管理は、資金管理、財務分析、累積投資、分散投資で行ってください。 何にしても、株価が下がったからといって、いきなり損切りしないことです。 一度、冷静になって損切りしなければいけない理由を考えてみてください。 株式投資 TOP:トップページに戻る。
散財のすすめ : 私が購入した商品など…… 賃金格差、ワーキングプア、インフレ・物価上昇、馬鹿みたいに低い政策金利、公的年金の受給開始年齢 引き上げ。 とてもではないですが、銀行の預金金利ではやっていけません。 景気がよくなれば金利も良くなっていく可能性はありますが、 銀行は自分が不利になるような商品設計はしません。 銀行自体、預金者から預かったお金を運用することで成り立っています。株式情報の大株主の状況を見れば判りますが、金融機関の多いこと多いこと……結局のところ、自分で投資、資産運用を行うのが一番お得なんです。
いろいろと比較されるかと思いますが、リスクがあって二の足を踏んでしまう。 はじめてでいろいろ比較したが、結局どれを購入すればいいのかわからない、誰か選び方教えてよという方もおられるでしょう。 銀行員さんなどに相談すると、おすすめの投資信託を出してくる…… 投信の販売ノルマ達成、やったね! 国内債権 や 国債などは、リスクの低いやり方ではあっても投資と言う面で見ると微妙な商品。 初心者向けではありますが、投資の方法としては銀行預金と大差ありません。 投資とはリスクを背負うこと、儲けようと思ったらリスクは避けて通れません。 習うより慣れろということで、余裕資金の一部を分散投資しておくのが無難です。 ポイントとしては、株価や債権の評価額が下がったからと言って損切りしないことです。